よつはレディースクリニック志木

〒353-0004 埼玉県志木市本町5-25-8 ドゥーセットビル3階
048-423-6428

よつはレディースクリニック志木

子宮がん検診・乳がん健診
・コルポスコピー検査
・レディースドック

子宮がん検診

子宮がん検診は、正確には子宮頸がん検診と子宮体癌検診と2つに分類されます。
子宮頸がん検診が一般的な子宮がん検診となりますが、志木市、朝霞市、新座市、和光市に在住の方は、市の助成クーポン券を利用することができる場合があります。
(クーポン券については、各市町村にお問合せください。)
また、子宮頸がん検診で異常所見が指摘されて精密検査が必要となった場合、二次検診としてHPV(ヒトパピローマウィルス)の検査やコルポスコピー検査が必要となります。
当院では、二次検診も行うことができます。
コルポスコピー検査は実施できる時間帯に限りがございます。ご希望の方はお電話にて予約をお取りください。
※WEB予約は受け付けておりません。

子宮体癌検診については、子宮不正出血を伴う方に対して、超音波検査と併用して必要に応じて実施します。 受診時にお問合せください。子宮がん検診で異常所見を指摘されると不安に感じられる方もいると思いますが、段階的にいくつかのレベルに分類されています。自分が、どの段階にいるのか理解しておくことが重要です。そのためにも、定期的に子宮がん検診を受診しましょう。

子宮がん検診

子宮がんとは?子宮頸がんは入り口、子宮体がんは内部にできる

ひと口に子宮がんと呼ばれているものの、実は子宮がんは子宮頸がんと子宮体がんに分かれています。 それぞれ子宮の異なる場所に発症し、その原因や特徴も違いますので、しっかりと理解して治療をしていきましょう。

どちらも子宮のがんではありますが、診断や治療、予後も異なりますので、このように発症する場所が違うということはしっかりと認識しておきましょう。

子宮頸がん

それではまず、子宮頸がんについてお話していきます。最近は20代後半~30代の方に多く発症し、若い世代は注意が必要な病気です。

原因は主に性交渉

子宮頸がんの原因は主に性交渉です。 正確には、皮膚粘膜同士の接触によってヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染することが原因となっています。重要なのは、性交渉の経験がある人であれば、だれでも感染するリスクがあるということです。

初期症状がないことが特徴

子宮頸がんの特徴は、初期症状が全くないことです。 ですので、自分では気づくことができずにがんが進行してしまう怖い病気なのです。実際に自分でもわかる、不正出血やおりものの異常、性交時の出血などの症状が現れるころには、がんがかなり進行してしまっているという場合が少なくありません。

早期発見のためにも定期的な検診を

子宮頸がんは先ほど説明しましたように、初期症状がみられないことが多いものです。 実際に症状が出てからの治療では、進行したがんを取り除くために子宮を摘出する手術が必要になったり、がんの転移が見られれば、卵巣やリンパ節など周囲の臓器も摘出しなければならない可能性が出てきます。
将来の妊娠・出産をあきらめなければいけないなど、女性にとっては心身ともに大きな負担となります。
そうならないためにも、定期的に子宮がん検診を受けてください。 子宮頸がんはがんになる前に発見し治療すれば、予後の良い病気です。症状がなくても、定期的に検診を受けることでリスクを減らし、大切な子宮を守りましょう。

子宮体がん

ここからは子宮内膜に発症する、子宮体がんについてお話していきます。

卵巣からの卵胞ホルモンの影響

子宮頸がんはウイルスの感染が主な原因でしたが、子宮体がんは卵巣から分泌される卵胞ホルモンによる影響が大きいとされています。 卵胞ホルモンというのは子宮内膜を増やす働きがあり、通常はそれが増えすぎないよう、排卵後に黄体ホルモンが分泌され、増殖を抑制しています。 しかし更年期などで、月経があったのに排卵がない場合に、黄体ホルモンが十分に分泌されないと、子宮内膜が過剰に増えてしまうのです。 そうして増えすぎた子宮内膜が原因となり子宮体がんが発症してしまいます。

特徴的な症状は不正出血

子宮体がんでもっともよくみられる症状は、不正出血です。 特に、閉経後に長く続く出血がある場合には早めに婦人科を受診し、子宮体がんの検査を受けるようにしましょう。

定期的な子宮がん検診を受けましょう

子宮頸がんと同じく、早期発見がとても大切です。 子宮体がんも進行すると、手術による子宮の摘出が必要となってしまいます。 不正出血がある病気は他にもありますが、症状があれば婦人科を受診し、症状がない場合でも定期的に子宮がん検診を受けるようにしましょう。

コルポスコピー検査

コルポスコピー検査というのは、コルポスコープという顕微鏡のよう機械を使用し、膣や子宮の出口(頸部)を拡大して観察する精密検査です。6~40倍にまで拡大することができますので、肉眼では診られないより細かい観察が可能です。通常はコルポスコピー検査と、異常が疑われる部位の組織診を合わせて行い、診断をします。

コルポスコピー検査は主に、子宮頸がん検診で何か異常が指摘された方に対しての、確定診断としての精密検査です。
子宮頸部の異常は長期間にわたる場合にもございますので、まずは定期的な子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。

検査をご希望の方は事前にご予約ください

コルポスコピー検査をご希望の方はお電話(048-423-6428)にてご予約をお願いいたします。

※WEB予約は受け付けておりません。
※検査結果や紹介状は必ず持参いただくようお願いいたします。

忘れた場合は検査ができませんのであらかじめご了承ください。

乳がん健診
(乳腺超音波検査 自費)

当院では、乳がん健診として、乳腺超音波検査を行っております。
検査は、女性の技師が担当しております。

乳腺超音波検査とは、人体に影響のない高周波の音波を用いて、乳腺内にしこりなどが出来ていないかどうか、乳腺の状態を調べる検査です。
20~30代の女性は比較的に乳腺が発達しているため、マンモグラフィー検査ではしこりなどが見つけにくいことがあります。
さらに、妊娠期や授乳期に入ると、乳腺の検査を受けることが後回しになりがちです。
当院では、妊娠をご希望の方、不妊治療を考えている方に乳がん健診をおすすめしています。
また、しこりなどが気になる方や今まで検査を受けたことがない方など、一度乳腺超音波検査を受けてみてはいかがでしょうか。

費用について

乳腺超音波検査6,600円(税込)

※当院では、マンモグラフィー検査を行っておりません。
 また、各種助成金制度などは取り扱っておりませんので、予めご了承ください。
※検査結果のご報告は、1週間以降となります。当日の結果報告は行っておりません。

検査をご希望の方は事前にご予約ください

乳腺超音波検査ご希望の方はお電話(048-423-6428)にてご予約をお願いいたします。
※WEB予約は受け付けておりません。

アミノインデックス

AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)とは?

血液中のアミノ酸濃度のバランスを調べることで、現在の健康状態や病気が隠れているリスクを算出する検査です。健康な状態の人は、血液中のアミノ酸濃度がほぼ一定になるようにコントロールされています。ところが体内で異常がある場合、このアミノ酸バランスが崩れることがわかっています。AICSではこの点に着目して、理想のアミノ酸バランスと現在の状態を比較することで病気のリスクを調べます。
※あくまでも統計的に病気のリスクを調べる検査ですので、病気の確定には別途検査が必要になります。

アミノインデックス

検査方法について

採血(約5ml)を行います。血液中のアミノ酸の濃度を調べることで、がんのリスクを算定します。

AICSの検査対象となるがん

  • 胃がん
  • 肺がん
  • 大腸がん
  • 膵臓がん
  • 乳がん
  • 子宮がん・卵巣がん

※子宮がん・卵巣がんについては、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんであるリスク判定までになります。どのがんであるかの特定まではできません。

AICSの検査対象者

リスクを判定したいがんによって年齢が異なりますので下記の表をご確認ください。また、検査時に妊娠されている方、授乳中の方、がん患者(治療中を含む)の方、先天性代謝異常の方、透析患者の方は、正しいリスク判定ができませんのでご注意ください。

がんの種類と年齢
がんの種類 年齢
胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん 25歳~90歳
子宮がん・卵巣がん 20歳~80歳

受診前の注意事項

  • 検査前日の夕食では、肉・魚など高たんぱくの食事はお控えください
  • 検査前8時間以内に、水以外(食事、サプリメント等)の摂取はお控えください
  • 検査当日の運動はお控えください
  • お薬を服用中の方は、事前に主治医の先生にご相談ください

結果について

それぞれのがん種について、がんに罹患している可能性を0.0~10.0の数値(AICS値)で報告します。数値が高いほど、がんである可能性が高く、判断する目安として、「ランクA」「ランクB」「ランクC」の3段階で表示されます。ランクAは通常よりがんである可能性が低く(0.3~0.7倍)、ランクBはやや高く(1.3~2.1倍)、ランクCは高い(4.0~11.6倍)状態であることを表しています。ランクCはそれぞれのがんに対しての精密検査が必要となります。
AICSはがんであるかどうかを確定するものではありません。検査にはそれぞれに長所と短所があり、いくつかの検査結果を総合的に判断することで、がんを見つけ出せる可能性が高くなると考えられます。また、AICSは採血時のがんであるリスクを評価するもので、生涯に渡ってのリスクを評価するものではありませんので、定期的に検査することが大切です。

費用について

AICS26,400円(税込)

検査をご希望の方は事前にご予約ください

ICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)をご希望の方は、お電話(048-423-6428)にてご予約をお願いいたします。
※WEB予約は受け付けておりません。
※アミノインデックスRは味の素(株)の登録商標です。

レディースドック

レディースコース

女性特有の疾患を合わせて検査が行えるコースです。
疾患の初期には、症状が現れないことが少なくありません。早期発見・早期治療に努めましょう。定期的にご受診いただく事をお勧めします。

ラナンキュラス
検査費用 10,450円(税込)
検査項目 子宮頸がん検診 経腟エコー
ローズ
検査費用 16,500円(税込)
検査項目 子宮頸がん・子宮体がん検診 経腟エコー
ダリア
検査費用 15,400円(税込)
検査項目 子宮頸がん検診 経腟エコー 乳腺超音波
カラー
検査費用 21,450円(税込)
検査項目 子宮頸がん・子宮体がん検診 経腟エコー 乳腺超音波

ブライダルコース

ご結婚される前のブライダルチェックや、これから出産を考えている方にお勧めのコースです。
子宮頸がん検診・超音波を使用した乳腺エコー検査で、がんの有無を検査します。
経腟エコーで、子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣腫瘍などの良性腫瘍のチェックも合わせて行います。
AMH(抗ミューラー管ホルモン)で、卵巣年齢を評価します。

スイートピー1
検査費用 17,600円(税込)
検査項目 子宮頸がん検診 経腟エコー AMH
スイートピー2
検査費用 23,100円(税込)
検査項目 子宮頸がん検診 経腟エコー AMH 乳腺超音波

性感染症(STD)コース

STDコース1
検査費用 7,150円(税込)
検査項目 クラミジア 淋病
STDコース2
検査費用 11,000円(税込)
検査項目 梅毒 HIV B型肝炎 C型肝炎
STDコース3
検査費用 16,500円(税込)
検査項目 クラミジア 淋病 梅毒 HIV B型肝炎 C型肝炎
オプション(全てのコースにオプションで追加出来ます)

アミノインデックス検査(がんの可能性を評価する血液検査)

検査費用 26,400円(税込)
予約方法

乳腺超音波・アミノインデックス検査を含むコースは、お電話にてご予約をお願いいたします。

乳腺超音波・アミノインデックス検査を含まないコースは、WEB予約が可能です。
婦人科一般の枠を選択していただき、コース名を入力してご予約ください。